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簿記2級の問題で、満期保有目的債権は、前期の期首に額面40000円のc社社債を購入したものであり、満期日までの期間は当期を含めて残り3年である。満期保有目的債権の評価は償却原価法による。この問題でそのまま3で割るのがよくわかりません。前期の期首に取得したものなら満期まで4年ではないですか?

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対策と回答

2024年11月12日

この問題は、償却原価法による満期保有目的債権の評価に関するものです。償却原価法は、債券の取得価額と額面価額との差額を、債券の満期までの期間にわたって償却する方法です。この方法により、債券の帳簿価額は、満期日に額面価額に到達するように調整されます。

この問題では、前期の期首に額面40000円のC社社債を購入し、満期日までの期間が当期を含めて残り3年であるとされています。これは、債券を購入した時点ですでに1年が経過していることを意味します。したがって、債券の満期までの総期間は4年ですが、現在から満期までの残り期間は3年です。

償却原価法による評価では、取得価額と額面価額との差額を、現在から満期までの残り期間にわたって均等に償却します。したがって、この問題では、差額を3年で均等に償却するため、3で割ることになります。

具体的な計算方法は、取得価額と額面価額の差額を計算し、その差額を残りの期間(この場合は3年)で割ることで、毎年の償却額を求めます。この毎年の償却額を取得価額に加算することで、債券の帳簿価額を調整します。

このように、償却原価法では、債券の取得価額と額面価額との差額を、現在から満期までの残り期間にわたって均等に償却するため、3で割ることになります。

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