来年の春から陸上自衛隊に自衛官候補生として入隊する予定ですが、現在ボクシングをしており、対人格闘が好きです。格闘訓練をたくさん受けたいのですが、陸士の段階では体験程度の格闘訓練しか受けられないと聞きました。曹に昇進しないと格闘指導官を目指せないとも聞きましたが、任期で辞める予定なので曹に昇進するのは難しいです。陸士の段階でたくさんの格闘訓練を受ける方法はありますか？また、曹に昇進できない場合、格闘訓練をたくさん受けることは諦めた方がいいですか？

陸上自衛隊に入隊し、格闘訓練をたくさん受けたいというあなたの熱意は素晴らしいです。まず、陸上自衛隊の訓練内容は、自衛官候補生から曹までの各階級に応じて異なります。陸士の段階では、基本的な戦闘訓練や体調管理、武器の扱いなどが中心となりますが、格闘技に関しては基本的な技術を学ぶ程度の訓練が行われます。

しかし、陸士の段階でも、格闘技に特化した訓練を受ける方法はあります。例えば、自衛隊内のスポーツクラブや格闘技のサークルに参加することで、より専門的な訓練を受けることができます。これらのサークルは、自衛隊員の趣味や特技を伸ばすための場であり、格闘技に熱心な仲間と切磋琢磨する機会が得られます。

また、曹に昇進しないと格闘指導官を目指せないというのは、一般的なルートですが、必ずしもそれが唯一の道ではありません。自衛隊内での活動実績や特技、貢献度なども評価されるため、積極的に活動し、格闘技のスキルを向上させることで、昇進以外の形でも格闘技に関わる機会を得ることは可能です。

ただし、任期で辞める予定とのことですが、自衛隊内での活動はその後の人生にも大きな影響を与える可能性があります。自衛隊で得たスキルや経験は、退職後のキャリアにも活かせるため、より多くの訓練を受けることで、将来の選択肢を広げることも考えられます。

結論として、陸士の段階でも格闘訓練をたくさん受ける方法はありますが、そのためには積極的な活動と自己研鑽が必要です。曹に昇進できない場合でも、諦める必要はありません。自分の目標に向かって努力し続けることが、最も重要です。