正社員から育休後にパートになりたい場合、退職願いを書かなければならないのでしょうか?また、退職すると育児給付金が受けられなくなるのでしょうか?
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対策と回答
育休後に正社員からパートになりたい場合、会社が退職願いを求めることは法的に問題があります。労働基準法により、育児休業後の復帰は原則として復職が保障されており、会社は合理的な理由なく従業員を解雇したり、雇用形態を変更することはできません。
具体的には、育児休業法第17条により、育児休業を取得した労働者は、休業期間終了後に職場に復帰する権利があります。この権利は、育児休業を取得した労働者が希望する限り、会社はこれを拒むことができません。
また、育児給付金については、退職すると受給資格が失われます。育児給付金は、雇用保険の被保険者であることが条件であり、退職することで被保険者資格が喪失されるため、給付金の受給が停止されます。
したがって、会社から退職願いを求められた場合、まずは労働基準監督署や労働組合に相談することをお勧めします。法的な観点から会社に対して、復帰の権利を主張することが可能です。また、雇用形態の変更についても、合理的な理由がない限り、会社の一方的な判断に従う必要はありません。
このような状況では、労働者の権利を守るために法的な手続きを踏むことが重要です。労働基準法や育児休業法を理解し、適切な対応を取ることで、自身の権利を確保することができます。
よくある質問
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