パートで働いています。今より時給が下がり、通勤手当の廃止の可能性があり困っています。一年契約でパートをしています。昨年業績のあまり良くない所と合併したため来年の契約更新時に時給が下がり、通勤手当もなくなるかもしれないと言われています。時給が下がる上に通勤が車で片道10km近くあるため通勤手当がなくなることはかなり痛手です。ネットで色々調べたところ労働者の不利益変更にあたるのではと思ったのですが、更新時に時給ダウン通勤手当廃止が入っていた場合、前の時給のまま通勤手当も出して欲しいと言って前年と同じ条件で押し通す(もしくは不利益変更にあたる場合は労基に相談すると伝える)ことは可能なのでしょうか?職場を変えればすむことは分かっているのですが、人間関係がとてもよく今の給料問題以外はとくに困っていることもないので今と同じ給料条件で働けるのであれば職場を変えたくないため質問させていただきました。
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対策と回答
あなたの状況について理解しました。まず、労働条件の変更については、労働基準法に基づいて行われる必要があります。特に、時給の引き下げや通勤手当の廃止は、労働者にとって不利益な変更となるため、法的に適切な手続きを踏む必要があります。
労働基準法第15条により、使用者は労働条件の変更を行う場合、労働者の同意を得る必要があります。また、労働基準法第16条により、労働条件の不利益変更は、労働者の同意がなければ無効となります。したがって、会社が時給の引き下げや通勤手当の廃止を行う場合、あなたの同意が必要です。
あなたがこれらの変更に同意しない場合、会社はそれを強制することはできません。あなたは、前年と同じ条件で働く権利があります。また、会社がこれらの変更を強行しようとする場合、労働基準監督署に相談することができます。労働基準監督署は、労働基準法の違反に対して是正勧告を行う権限を持っています。
ただし、会社が経営難に陥っている場合、労働条件の変更が必要となることもあります。その場合、会社は労働組合や労働者代表との交渉を通じて、労働条件の変更を行うことが一般的です。あなたが労働組合に加入していない場合、労働組合に相談することも一つの選択肢です。
最終的には、あなたの希望と会社の状況を考慮して、最善の解決策を見つけることが重要です。あなたが今の職場を離れることを望まないのであれば、会社との交渉を通じて、前年と同じ条件で働くことを主張することができます。また、労働基準監督署や労働組合に相談することも、あなたの権利を守るための有効な手段です。
よくある質問
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