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渦巻きポンプの吐出弁操作についての質問です。ポンプ運転→吐出弁開、吐出弁閉→ポンプ停止の運用を行っていますが、吐出圧が高く、ポンプ停止前に吐出弁を閉める際に苦労しています。ポンプ停止→吐出弁閉の運用だと、ウォーターハンマーやポンプ空引きが起こりやすい等の理由でしょうか?また、バルブに優しいのはポンプ停止後吐出弁閉かと思いますが、ウォーターハンマー作用以外デメリットは何かあるのでしょうか?

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対策と回答

2024年11月17日

渦巻きポンプの吐出弁操作に関するご質問について、以下の点を考慮して回答いたします。

まず、ポンプ停止→吐出弁閉の運用についてですが、この方法は確かにウォーターハンマーのリスクを減らすことができます。ウォーターハンマーは、流体の急激な速度変化によって発生する圧力波で、配管や機器に大きな負荷をかける可能性があります。ポンプ停止後に吐出弁を閉じることで、流体の流れを徐々に減速させ、圧力波の発生を抑えることができます。

しかし、この方法にもデメリットがあります。ポンプ停止後に吐出弁を閉じると、配管内の圧力が上昇し、バルブにかかる負荷が増大します。これにより、バルブの摩耗や破損のリスクが高まる可能性があります。また、圧力の上昇により、配管や接続部の漏れのリスクも増加することがあります。

一方、ポンプ運転→吐出弁開、吐出弁閉→ポンプ停止の運用についてですが、この方法はバルブにかかる負荷を軽減することができます。しかし、前述の通り、ウォーターハンマーのリスクが高まる可能性があります。

結論として、どちらの方法にもメリットとデメリットがあります。ウォーターハンマーのリスクを最小限に抑えたい場合は、ポンプ停止→吐出弁閉の運用が適していますが、バルブの耐久性や配管の安全性を重視する場合は、ポンプ運転→吐出弁開、吐出弁閉→ポンプ停止の運用が適しています。最終的な判断は、現場の状況や使用する機器の特性を考慮して行う必要があります。

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