週20時間以上勤務のパートやアルバイトの場合、正社員と違うのは昇給やボーナスだけで、健康保険や年金、雇用保険等の条件は同じでしょうか?

週20時間以上勤務するパートやアルバイトの場合、正社員との違いは主に昇給やボーナスにありますが、健康保険や年金、雇用保険などの社会保険に関しては、一定の条件を満たせば正社員と同様に加入することができます。

具体的には、健康保険と厚生年金保険については、週の所定労働時間が20時間以上、かつ、以下の条件を満たす場合に加入することができます。
1. 1ヶ月の所定労働時間が87時間以上
2. 雇用期間が1年以上見込まれる
3. 学生でない
4. 従業員数が501人以上の企業（特定適用事業所）に勤務している

雇用保険については、週の所定労働時間が20時間以上、かつ、31日以上の雇用見込みがある場合に加入することができます。

ただし、これらの条件はあくまでも加入のための最低条件であり、実際に加入できるかどうかは企業の方針や労使間の協議によります。また、各種保険料の負担割合や給付内容についても、正社員とパート・アルバイトでは異なる場合があります。

したがって、具体的な条件や給付内容については、勤務先の企業や社会保険事務所に確認することをお勧めします。