11月末に退職予定で、上司から有給消化を求められた場合、余った有給6日分はどうなりますか?
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対策と回答
日本の労働基準法により、有給休暇は労働者の権利として保障されています。退職時に未消化の有給休暇がある場合、それを買い取ることは法的に認められています。具体的には、労働基準法第20条に基づき、使用者は労働者が退職する際に未消化の有給休暇を買い取る義務があります。この買い取りは、退職日までに支払われるべきであり、支払われない場合は違法となります。
あなたの場合、上司から有給消化を求められたが、それに応じる義務はありません。有給休暇は労働者の権利であり、使用者がそれを強制することはパワハラとみなされる可能性があります。また、退職時期の延長を拒否された場合でも、未消化の有給休暇については買い取りを求めることができます。
もし、使用者が有給休暇の買い取りを拒否する場合、労働基準監督署に相談することができます。労働基準監督署は、労働基準法の違反に対して調査を行い、必要に応じて是正勧告を行う権限を持っています。
まとめると、未消化の有給休暇は退職時に買い取られるべきであり、使用者の拒否は違法です。法的な手続きを踏むことで、あなたの権利を守ることができます。
よくある質問
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