退職後の雇用保険手続きと退職日の設定について

退職後の雇用保険手続きと退職日の設定について、以下の点をご確認ください。

### 雇用保険の手続き

退職後、前職場が雇用保険の脱退手続きを行う必要があります。この手続きが遅れると、次の職場で雇用保険に加入できない可能性があります。雇用保険法により、退職後10日以内に脱退手続きを行うことが義務付けられています。したがって、前職場は速やかに手続きを行うべきです。

### 退職日の設定

退職届を提出する際、退職日を明確に指定することが重要です。退職届に記載した日付が退職日となります。例えば、10月付と記載した場合、10月の最終営業日が退職日となります。ただし、会社の規定や労働契約によっては、退職日の設定に特別なルールがある場合もありますので、確認が必要です。

### 休職と退職の違い

休職は一時的な離職であり、復職の可能性があります。一方、退職は労働契約の終了を意味し、復職の可能性はありません。あなたの場合、退職を希望しているため、休職ではなく退職の手続きを進めることが適切です。

### 次の職場への移行

次の職場を探す際には、前職場の雇用保険脱退手続きが完了していることを確認することが重要です。また、新しい職場での雇用保険加入についても、雇用主に確認しておくと安心です。

以上の点を踏まえて、退職手続きを進めることをお勧めします。不明点があれば、労働基準監督署やハローワークに相談することも有効です。