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専門学生2年で、来年3月に卒業して4月から社会人として働く予定です。現在アルバイトをしており、年収が103万円を超えています。去年は勤労学生控除の申請をしましたが、今年も申請すべきでしょうか?また、年収が130万円を超えない方が良いと聞きましたが、本当でしょうか?

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対策と回答

2024年11月18日

専門学生のアルバイトに関する税金の問題について、以下に詳しく説明します。

### 勤労学生控除について
勤労学生控除とは、一定の条件を満たす学生が、アルバイトなどで得た給与所得に対して、所得税を軽減するための制度です。具体的には、年間の給与収入が130万円以下であり、かつ、その他の所得が38万円以下である場合に、27万円の所得控除を受けることができます。

### 103万円の壁
「103万円の壁」とは、親の扶養控除に関するものです。年間の給与収入が103万円以下であれば、親の所得税の計算上、扶養控除の対象となります。つまり、親の税負担が軽減されるということです。しかし、103万円を超えると、親の扶養控除が受けられなくなり、親の税負担が増える可能性があります。

### 130万円の壁
「130万円の壁」は、社会保険の扶養に関するものです。年間の給与収入が130万円を超えると、親の社会保険の扶養から外れ、自身で国民健康保険や国民年金に加入する必要があります。これにより、保険料の負担が増えることになります。

### 今年の勤労学生控除の申請について
今年も勤労学生控除を申請するかどうかは、あなたの年間の給与収入とその他の所得を確認する必要があります。もし、年間の給与収入が130万円以下で、かつ、その他の所得が38万円以下であれば、勤労学生控除を申請することで所得税の負担を軽減できます。

### 結論
- 103万円を超えると親の扶養控除が受けられなくなり、親の税負担が増える可能性があります。
- 130万円を超えると親の社会保険の扶養から外れ、自身で保険料を支払う必要があります。
- 今年も勤労学生控除を申請するかどうかは、年間の給与収入とその他の所得を確認して判断しましょう。

以上の点を考慮し、最適な選択をすることをお勧めします。

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