高校生のアルバイトで年間収入が90万円ほどで、何ヶ月か月収が88000円を超えて所得税が引かれています。年末調整はどこの欄を書けば所得税が戻ってくるのでしょうか？また、この場合は勤労学生に該当しますか？

高校生のアルバイトで所得税が引かれている場合、年末調整を行うことで所得税の還付を受けることができます。年末調整は、通常、勤務先が行いますが、アルバイト先が年末調整を行わない場合、自分で確定申告を行う必要があります。

年末調整で所得税が戻ってくるためには、以下の手順を踏む必要があります。

1. 源泉徴収票の確認: アルバイト先から源泉徴収票を受け取り、収入金額や源泉徴収税額を確認します。
2. 給与所得者の扶養控除等（異動）申告書の提出: 勤務先に「給与所得者の扶養控除等（異動）申告書」を提出します。これにより、扶養控除や勤労学生控除などの適用を受けることができます。
3. 勤労学生控除の適用: 高校生であれば、勤労学生控除の適用を受けることができます。勤労学生控除は、給与所得が130万円以下で、かつ、自己の勤労によらない所得が10万円以下の場合に適用されます。
4. 年末調整の申告: 勤務先が年末調整を行う場合、源泉徴収票とともに必要な書類を提出します。勤務先が年末調整を行わない場合、自分で確定申告を行います。

勤労学生控除の適用については、以下の条件を満たす必要があります。

- 給与所得が130万円以下
- 自己の勤労によらない所得が10万円以下
- 特定の学校（大学、高等学校、専修学校など）に在学している

これらの条件を満たす場合、勤労学生控除の適用を受けることができます。

年末調整や確定申告の際には、源泉徴収票や在学証明書などの必要書類を準備し、正確に記入することが重要です。また、勤務先や税務署に相談することも有効です。