退職所得控除は、勤続年数によって控除額が決定しますが、例えば、33年3ヶ月という様な年度の途中で退職した場合、控除額はどうなるのでしょうか?
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対策と回答
退職所得控除の計算において、勤続年数が1年未満の端数がある場合、その端数は1年に切り上げられます。つまり、33年3ヶ月の勤続年数の場合、34年として計算されます。具体的な控除額は、勤続年数が20年以下の場合は40万円×勤続年数、20年を超える場合は800万円+70万円×(勤続年数-20年)となります。したがって、34年の勤続年数の場合、控除額は800万円+70万円×(34年-20年)=1,780万円となります。この控除額は、退職金から差し引かれ、その残額に対して所得税が課税されます。
よくある質問
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