退職金制度のある派遣会社で4年近く働いていたので、退職金は支払われると言われましたが、すぐ払うと言われながら数ヶ月経っても支払われません。契約書には退職金について記載がないのですが、退職金制度を利用していると言っていたので、支払われなければ法律違反ですか?また、労基に行くつもりですが、持病があるためすぐ行けない状況です。
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対策と回答
退職金の支払いに関しては、労働基準法第17条に基づき、使用者は労働者が退職した場合にその労働者に対して退職金を支払う義務があります。ただし、この規定は原則として直接雇用されている労働者に適用されるものであり、派遣労働者に対しては直接適用されない場合があります。
派遣労働者の場合、退職金の支払いは派遣元の会社との間での契約に基づいて行われます。そのため、契約書に退職金の支払いについての記載がない場合でも、実際に退職金制度が存在し、それが利用されているという事実があるのであれば、支払いが行われるべきです。
支払いが遅延している場合、まずは派遣元の会社に対して、退職金の支払いについての明確な回答を求めることが重要です。それでも解決しない場合には、労働基準監督署に相談することが可能です。労働基準監督署は、労働者の権利を守るための行政機関であり、相談や申告を受け付けています。
持病がありすぐに行けない状況であっても、電話や書面による相談も可能ですので、まずは労働基準監督署に連絡を取ることをお勧めします。また、弁護士や労働組合などの専門家に相談することも、法的な観点からのアドバイスを受けるために有効です。
よくある質問
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