パートの時給の昇給について質問です。最低賃金に抵触しない為に時給を上げる事は、【昇給】と言えますか?
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対策と回答
最低賃金に抵触しないための時給の上昇を「昇給」と呼ぶかどうかについては、いくつかの観点から考える必要があります。
まず、「昇給」という言葉は一般的に、従業員の業績や勤続年数、スキルの向上などに基づいて、給与が上がることを指します。これは、従業員の個人的な成長や貢献に対する報酬として理解されることが多いです。
一方、最低賃金の改定による時給の上昇は、法的な基準を満たすために行われるものであり、従業員個人の業績や勤続年数とは直接関係がありません。このため、これを「昇給」と呼ぶかどうかは、会社の給与政策や従業員の理解に依存します。
しかし、あなたの職場では、新入社員も10年勤続のパートさんも同じ時給であり、会社側が「同一労働同一賃金」を理由にしていることから、この時給の上昇を「昇給」と呼ぶのは適切ではないかもしれません。「同一労働同一賃金」は、同じ仕事をしている従業員が同じ賃金を受け取るべきであるという原則ですが、これには勤続年数やスキルの違いによる賃金の差異も含まれます。
したがって、最低賃金の改定による時給の上昇を「昇給」と呼ぶかどうかは、会社の給与政策や従業員の理解に依存しますが、あなたの職場の状況からすると、これを「昇給」と呼ぶのは適切ではないかもしれません。会社側が「同一労働同一賃金」を理由にしていることから、この時給の上昇は法的な基準を満たすためのものと理解するのが適切です。
よくある質問
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