年末調整について教えてください。令和6年中の所得見積り額を入力する欄があるのですが、これは給与明細に書かれている手取り額×12ヶ月(1年)分を入力すればいいだけですか?手取り額と所得見積り額は言い方が違うだけで一緒のものですか?
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対策と回答
年末調整は、毎年12月頃に行われる税金の再計算で、その年の所得に基づいて税金を精算する手続きです。令和6年中の所得見積り額を入力する欄についてですが、これは給与明細に書かれている手取り額×12ヶ月(1年)分を入力するのではありません。
手取り額とは、給与や賞与から税金や社会保険料などが差し引かれた後に実際に受け取る金額を指します。一方、所得見積り額とは、その年の収入から必要経費などを差し引いた後の金額、つまり課税対象となる所得金額を指します。
具体的には、給与所得者の場合、源泉徴収票に記載されている「支払金額」から「給与所得控除後の金額」を計算し、そこからさらに各種控除(社会保険料控除、生命保険料控除、扶養控除など)を差し引いた金額が所得見積り額となります。
したがって、手取り額と所得見積り額は異なるものであり、年末調整の際には正確な所得見積り額を計算して入力する必要があります。年末調整の詳細については、勤務先の総務や人事部門に確認するか、国税庁のホームページなどで詳しい情報を入手することをお勧めします。
よくある質問
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