失業保険を受け取ることは可能でしょうか? 2023年3月16日から2023年12月31日まで派遣社員として働き、2024年1月から産休に入りました。派遣会社からは育児休業給付金の給付ができないとの回答を受けました。現在も社会保険は会社が支払ってくれています。半年以上働いているので、派遣会社を退職した場合、失業保険を受け取ることは可能でしょうか?
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対策と回答
失業保険の受給資格については、以下の条件を満たす必要があります。
1. 雇用保険の被保険者期間: 離職日以前の2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算して12ヶ月以上あること。
2. 離職理由: 離職が自己都合、会社都合、または特定理由離職者に該当すること。
3. 求職活動: 公共職業安定所(ハローワーク)で求職の申し込みを行い、失業の状態であること。
あなたの場合、2023年3月16日から2023年12月31日まで派遣社員として働いているため、雇用保険の被保険者期間は9ヶ月となります。これだけでは失業保険の受給資格を満たしていません。
また、現在は産休中であり、派遣会社との雇用関係が継続しているため、失業の状態にはなっていません。産休中に派遣会社を退職し、失業保険を申請することは可能ですが、被保険者期間が足りないため、受給資格を得ることはできません。
失業保険の受給資格を得るためには、産休後に再就職し、雇用保険の被保険者期間を通算して12ヶ月以上にする必要があります。また、育児休業給付金については、育児休業開始前2年間に、賃金支払基礎日数が11日以上ある月が12ヶ月以上あることが条件となります。
経済的な支援を受けるためには、ハローワークでの相談や、地域の福祉事務所での生活保護の申請など、他の支援制度を検討することも重要です。