退職を考えているのですが、30日有休が余っています。上司に相談しているときに今月いっぱいにするかという話をされました。それだと仕事の引き継ぎ業務があるので全然消化できませんし、ボーナス前に辞めさせようとしているのかなと思いました。引き継ぎがあるし有休消化は社員の権利なのでそれは納得できませんと伝え、ひとまず仮で今年いっぱいということになりました。新卒入社から5年間今の会社でしか働いたことがないのでよく分からないのですが、会社が有休消化させずに辞めさせるのって普通のことですか?
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対策と回答
退職時に有給休暇を消化することは、日本の労働基準法に基づく社員の権利です。労働基準法第39条により、有給休暇は労働者が請求することができ、使用者はこれを拒むことができません。退職時に未消化の有給休暇がある場合、使用者はこれを金銭で補償する必要があります。
あなたの場合、上司から今月いっぱいで退職するよう提案されたが、それでは仕事の引き継ぎが困難であり、また有給休暇を消化する時間がないと感じたため、今年いっぱいという仮の合意に至ったとのことです。これは、会社が有給休暇を消化させずに退職させるという状況に対する適切な対応であると言えます。
会社が有給休暇を消化させずに退職させることは、一般的には違法であり、労働者の権利を侵害する行為です。ただし、実際の職場では、このような状況が起こることもあります。その場合、労働者は労働基準監督署に相談することで、自分の権利を守ることができます。
また、ボーナス前に退職させようとする意図があるかどうかについては、会社の方針や慣習によりますが、一般的には退職時期とボーナスの関係は明確に規定されていないことが多いです。しかし、会社が特定の時期に退職を促すような行為は、労働者の権利を尊重しないと考えられます。
結論として、会社が有給休暇を消化させずに退職させることは一般的ではなく、労働者の権利を侵害する行為です。あなたが行ったように、自分の権利をしっかりと主張し、必要に応じて労働基準監督署に相談することが重要です。
よくある質問
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