パート勤務中に妊娠・出産を機に退職し、ハローワークで失業給付金の受給期間延長申請をする予定です。受給期間延長申請中に、年間収入が103万円以下の範囲で、自宅で行える軽作業をしても問題ないでしょうか。
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対策と回答
失業給付金の受給期間延長申請中に、年間収入が103万円以下の範囲で軽作業を行うことは可能です。ただし、以下の点に注意が必要です。
1. 収入の制限: 失業給付金を受給しながらアルバイトをする場合、1日4時間以上の労働を行うと、その日は失業の認定がされず、給付金が支給されません。また、1ヶ月の収入が一定額(通常は失業給付金の80%)を超えると、超えた分に応じて給付金が減額される場合があります。
2. 申告義務: アルバイトをする場合、ハローワークに申告する義務があります。申告を怠ると、給付金の不正受給とみなされ、返還を求められる可能性があります。
3. 健康保険と税金: 年間収入が103万円以下であれば、所得税の負担はありませんが、住民税は発生する場合があります。また、健康保険については、扶養内であれば配偶者の健康保険に加入できますが、収入が増えると扶養から外れる可能性があります。
4. 労働条件: アルバイト先の労働条件や労働時間、賃金などを明確に把握し、労働基準法に違反しないように注意が必要です。
以上の点を考慮し、ハローワークや税務署、労働基準監督署などに相談することをお勧めします。特に、失業給付金の受給に関する詳細はハローワークでの相談が最も確実です。