手取り185000円で自己都合、36歳、失業手当はいくらもらえますか?
対策と回答
失業手当の金額は、前職の給与や勤続年数、年齢などによって異なります。具体的には、失業手当の基本手当日額は、離職前6ヶ月間の賃金の合計を180で割った金額(賃金日額)に、年齢に応じた給付率を掛けて算出されます。給付率は50%から80%の間で、賃金日額が高いほど給付率は低くなります。また、基本手当日額には上限が設けられており、年齢によって異なります。36歳の場合、上限額は6,195円です。
具体的な計算方法は以下の通りです。まず、手取り185,000円の場合、額面給与を推定する必要があります。一般的に、手取りは額面の約75%から80%程度ですので、額面給与を231,250円から246,667円程度と推定します。これを6ヶ月間の賃金合計として、1,387,500円から1,480,000円となります。これを180で割ると、賃金日額は7,708円から8,222円となります。
次に、この賃金日額に対する給付率を適用します。36歳の場合、賃金日額が2,577円から5,030円の間であれば給付率は80%、5,030円から12,390円の間であれば50%から80%の間で逓減、12,390円以上であれば50%となります。今回の場合、賃金日額は8,222円ですので、給付率は50%となります。
したがって、基本手当日額は4,111円となりますが、これは上限額の6,195円を下回っているため、実際の基本手当日額は4,111円となります。失業手当は、この基本手当日額に給付日数を掛けた金額となります。自己都合退職の場合、給付日数は90日から150日となりますので、失業手当の総額は369,990円から616,650円となります。
ただし、これはあくまで概算であり、実際の失業手当はハローワークでの申請後に確定します。また、失業手当の受給には一定の条件があり、例えば求職活動を行うことや、一定期間内に再就職しないことなどがあります。詳細はハローワークにお問い合わせください。
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