失業保険の受給開始時期と金額について教えてください。
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対策と回答
失業保険の受給開始時期は、基本的には離職してから7日間の待機期間を経て、その後の翌日から支給が開始されます。具体的には、離職した日の翌日から数えて7日間が待機期間となり、その後の翌日から失業保険の給付が開始されます。ただし、待機期間中に病気やケガ、出産などで就職活動が困難な場合は、待機期間が終了しても給付は開始されません。また、離職理由によっては給付制限がある場合もありますので、詳細はハローワークで確認することをお勧めします。
失業保険の金額は、離職前の賃金日額に給付率を乗じて計算されます。賃金日額は、離職前6ヶ月間の賃金総額を180で割った額です。給付率は年齢や賃金水準によって異なり、50%から80%の間で設定されます。具体的な金額は、ハローワークでの手続き時に計算されます。
また、職業訓練校への入学を考えている場合、職業訓練受講給付金という制度があります。これは、職業訓練を受けることで失業保険の給付が受けられない場合に、訓練受講中の生活を保障するための給付金です。詳細は、職業訓練校やハローワークで確認することができます。
失業保険の受給については、ハローワークでの手続きが必要です。離職票や雇用保険被保険者証、印鑑、写真などの必要書類を持参し、失業認定日に応じて給付が行われます。失業保険の受給を考えている場合は、早めにハローワークへ相談することをお勧めします。