失業保険の受給資格について、短期間で複数回の転職と退職を経験した場合の対応を教えてください。

失業保険の受給資格については、基本的には雇用保険の被保険者期間が通算して12ヶ月以上あることが必要です。あなたの場合、10年間勤めた工場での勤務期間は十分に長いため、この期間での被保険者期間は確保されています。しかし、短期間で複数回の転職と退職を経験した場合、失業保険の受給に影響が出る可能性があります。

具体的には、短期間での転職と退職が頻繁に行われた場合、雇用保険法に基づく「正当な理由のある離職」に該当するかどうかが問題となります。正当な理由のある離職に該当しない場合、失業保険の受給が制限されることがあります。

また、失業保険の受給期間は、離職した日の翌日から1年間です。この期間内に再就職し、その後再び離職した場合、前回の失業保険の受給期間が終了していなければ、新たに失業保険を受給することはできません。

あなたの場合、11月に再び運送会社に就職していますが、またなかなかの激務で長く続ける自信がありません。もし退職した場合、前述の条件に該当するかどうかを確認する必要があります。

また、電気工事士2種、ボイラー技士2級、危険物乙種4類を取得していることは、設備管理などの仕事を探す上で有利な要素となります。これらの資格を活かした仕事を探すことで、より適切な職場を見つけることができるかもしれません。

最後に、失業保険の受給については、ハローワークでの相談が必要です。具体的な条件や手続きについては、ハローワークの職員に相談することをお勧めします。