履歴書を作成する際、日付の表記方法を西暦と和暦のどちらにしようかということに迷ったことがありますか?以前は、大体和暦で記載していましたが、グローバル化が進んでいる今、西暦で記載するのもごく普通なことになってしまいました。
現在、履歴書作成の際に和暦か西暦で日付を書くのかは状況によって異なります。本文では、履歴書で日付の表記方法を完全に紹介しますので、この記事を読んだら、どちらにしようかという問題も明らかになるのでしょう。
本文の内容を読んで履歴書での日付の表記方法を知った上、TalenCat CV Makerを使って簡単に履歴書を作成しましょう。
履歴書の日付|和暦と西暦でも大丈夫
結論から言えば、応募企業から特定の要件がないければ、履歴書に使用する「年」の記載方法を和暦か西暦にしても構いません。「令和〇年」などの和暦と「20〇〇年」などの西暦で記入しても大丈夫です。そこで、自分で書き慣れたフォーマットで記載しましょう。
個人的には西暦が推奨
履歴書の日付表記については、私個人として、西暦で書かれるのが推奨されています。理由としては、以下のようなことが挙げられます。
- 国際的な標準として西暦が広く使われている
- 和暦は日本国内でしか通用しない概念のため、海外で分かりにくい
- 外資系企業は西暦を使うのが適切
- 国内の企業でも和暦表記が求められる場合は極めて稀
ですので、履歴書を書く際は西暦表記で日付を記載するのが無難と言えます。例えば「2023年4月1日」といった具合です。
ただし、もし応募先の企業から特に和暦表記を求められている場合は、その指示に従う必要があります。そのような場合を除いては、西暦表記が一般的な選択肢となります。分かりやすさと国際的な標準に則るためです。
履歴書の日付記入時の注意事項
履歴書の日付記入時には、以下のことに注意するのがよいでしょう。
日付の統一性
和暦と西暦を混在させず、履歴書全体を通して統一した表記にすることが重要です。混在すると見苦しく、丁寧さを欠いた印象を与えかねません。
和暦なら元号を明記
特に和暦の場合は、元号を明記する必要があります。元号は「令和」や「平成」、「昭和」などのことを意味しています。
また、「令和」や「平成」、「昭和」をよくアルファベットの「R」、「H」、「S」に省略して記載していますが、履歴書などの正式な書類でも省略せずに記載する必要があります。
新旧元号の使い分け
新元号が変わった際は、適切に使い分ける必要があります。
例えば2019年5月1日以降は「令和元年5月1日」ではなく「令和1年5月1日」と表記することで、より効率的に伝えることができます。
西暦と和暦の早見表
次は、和暦と西暦の早見表を作成しましたので、履歴書の記入時に参考にしていただけると良いでしょう。
西暦 | 和暦 |
---|---|
2025年 | 令和7年 |
2024年 | 令和6年 |
2023年 | 令和5年 |
2022年 | 令和4年 |
2021年 | 令和3年 |
2020年 | 令和2年 |
2019年 | 令和元年 |
2018年 | 平成30年 |
2017年 | 平成29年 |
2016年 | 平成28年 |
2015年 | 平成27年 |
2014年 | 平成26年 |
2013年 | 平成25年 |
2012年 | 平成24年 |
2011年 | 平成23年 |
2010年 | 平成22年 |
2009年 | 平成21年 |
2008年 | 平成20年 |
2007年 | 平成19年 |
2006年 | 平成18年 |
2005年 | 平成17年 |
2004年 | 平成16年 |
2003年 | 平成15年 |
2002年 | 平成14年 |
2001年 | 平成13年 |
2000年 | 平成12年 |
1999年 | 平成11年 |
1998年 | 平成10年 |
1997年 | 平成9年 |
1996年 | 平成8年 |
1995年 | 平成7年 |
1994年 | 平成6年 |
1993年 | 平成5年 |
1992年 | 平成4年 |
1991年 | 平成3年 |
1990年 | 平成2年 |
1989年 | 平成元年 |
1988年 | 昭和63年 |
1987年 | 昭和62年 |
1986年 | 昭和61年 |
1985年 | 昭和60年 |
1984年 | 昭和59年 |
1983年 | 昭和58年 |
1982年 | 昭和57年 |
1981年 | 昭和56年 |
1980年 | 昭和55年 |
1979年 | 昭和54年 |
1978年 | 昭和53年 |
1977年 | 昭和52年 |
1976年 | 昭和51年 |
1975年 | 昭和50年 |
1974年 | 昭和49年 |
1973年 | 昭和48年 |
1972年 | 昭和47年 |
1971年 | 昭和46年 |
1970年 | 昭和45年 |
1969年 | 昭和44年 |
1968年 | 昭和43年 |
1967年 | 昭和42年 |
1966年 | 昭和41年 |
1965年 | 昭和40年 |
1964年 | 昭和39年 |
1963年 | 昭和38年 |
1962年 | 昭和37年 |
1961年 | 昭和36年 |
1960年 | 昭和35年 |
1959年 | 昭和34年 |
1958年 | 昭和33年 |
1957年 | 昭和32年 |
1956年 | 昭和31年 |
1955年 | 昭和30年 |
1954年 | 昭和29年 |
1953年 | 昭和28年 |
1952年 | 昭和27年 |
1951年 | 昭和26年 |
1950年 | 昭和25年 |
1949年 | 昭和24年 |
1948年 | 昭和23年 |
1947年 | 昭和22年 |
1946年 | 昭和21年 |
1945年 | 昭和20年 |
1944年 | 昭和19年 |
1943年 | 昭和18年 |
1942年 | 昭和17年 |
1941年 | 昭和16年 |
1940年 | 昭和15年 |
1939年 | 昭和14年 |
1938年 | 昭和13年 |
1937年 | 昭和12年 |
1936年 | 昭和11年 |
1935年 | 昭和10年 |
1934年 | 昭和9年 |
1933年 | 昭和8年 |
1932年 | 昭和7年 |
1931年 | 昭和6年 |
1930年 | 昭和5年 |
1929年 | 昭和4年 |
1928年 | 昭和3年 |
1927年 | 昭和2年 |
1926年 | 昭和元年 |
1925年 | 大正14年 |
1924年 | 大正13年 |
1923年 | 大正12年 |
1922年 | 大正11年 |
1921年 | 大正10年 |
1920年 | 大正9年 |
1919年 | 大正8年 |
1918年 | 大正7年 |
1917年 | 大正6年 |
1916年 | 大正5年 |
1915年 | 大正4年 |
1914年 | 大正3年 |
1913年 | 大正2年 |
1912年 | 大正元年 |
1911年 | 明治44年 |
1910年 | 明治43年 |
1909年 | 明治42年 |
... | ... |
1868年 | 明治元年 |
以上のように、西暦と和暦の対応関係を可能な限り省略せずに全て記載したテーブルを作成しました。履歴書作成時に活用いただければ幸いです。
ナレッジベース:西暦と和暦の歴史的な由来
それでは、西暦と和暦の由来について知りませんか?西暦と和暦とも歴史的な由来がありますので、ここでナレッジベースとして、皆さんにも紹介してみたいと思います。
西暦の由来
西暦は、イエス・キリストの生誕を基準とした紀年法です。キリスト教が広まるにつれて、世界的に広く使われるようになりました。
- 西暦紀元前(BC)は、キリスト誕生以前を指します
- 西暦紀元後(AD)は、キリスト誕生以後を指します
この紀年法は、ローマ教皇から提唱され、6世紀ごろから欧州で使われ始めました。日本へは、16世紀にキリシタン布教により伝わり、一部で用いられるようになりました。
和暦の由来
和暦は日本独自の紀年法で、新しい天皇が即位した年を「元年」とし、その後の年号で数えていく方式です。
- 最初の和暦は「憲皇曆」(645年)とされています
- 最も長く使われたのは「平成」で35年間でした
- 令和への改元は2019年5月1日
和暦の起源は古代中国の「年号」にあり、政権の正統性や統治の理念を示す意味が込められていました。日本でも皇統を重んじる考えから、継承されてきました。
このように、西暦は世界的な標準となった紀年法一方、和暦は日本の伝統的な紀年方式です。両者は由来や目的が異なりますが、現代では主に和暦が使われつつ、西暦も広く活用されています。