外資系企業に応募する際、または、海外で就職しようとする際、レジュメ(英語履歴書)が必要となります。本文では、レジュメ(英語履歴書)の重要性を説明した上、そのかきその書き方をわかりやすく解説していこうと思います。英語の履歴書を書く必要がある方は、ぜひこの記事を見逃しないでください。
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レジュメ(英語履歴書)とは
レジュメは、英語の「Resume」から由来します。アメリカなどの英語の国で仕事を探す際に使われる英語の履歴書です。日本語の履歴書と職務経歴書とのものに当てはまります。
類似の概念として、CVというものもあります。CVはラテン語の「curriculum vitae」の略語として、イギリスやヨーロッパなどの地域で使われる英語の履歴書になります。
英語の履歴書(Resume)の内容
それでは、英語の履歴書に何の内容を入れればよいのでしょうか?次は英語の履歴書に含まれるべき内容を皆さんに紹介します。
ご案内:内容の順番が以下のように構成するのが一般的ですが、志望業界や個人の経歴によって前後する場合があります。
Header(個人情報)
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
ご案内:日本の履歴書とはことなり、年齢、生年月日、性別などの仕事に関係ない個人情報を記載しないようにしましょう。
Resume Summary or Objective(個人概要)
- 自己紹介やキャリアの目標を簡潔に記載
Skills(スキル)
- 技術スキル
- 言語スキル
- コンピュータースキル
- その他の特技
Work Experience(職歴)
- 職歴 (勤務先、役職、期間、業務内容)
- 最新の職歴から逆順に記載
Education(学歴)
- 最終学歴から逆順に記載
- 学位、専攻、成績(GPAなど)
Certificates & Licenses(免許・資格)
- 関連する資格や免許を記載
Activities & Honors(ボランティア歴や受賞歴)
- 受賞歴
- ボランティア活動
- 著作物など
References(推薦者)
- 推薦者の氏名と連絡先(希望された場合のみ)
上記の履歴書の内容構成はあくまでサンプルの一例になります。必ずしも上記の内容モジュールが必要なものではなく、自分の経歴によって微調整する必要があるのでしょう。
英語履歴書の書き方を解説
英語の履歴書の書き方は、日本語履歴書の書き方に共通するところがあると考えられています。履歴書を作成する際、自分の情報を簡潔に要約し、見やすいレイアウトにまとめます。忙しい採用担当者が短時間で内容を把握できるよう工夫するのがポイントですね。
志望職種や業界によって履歴書の書き方は若干異なりますが、基本的には簡潔かつ的確に自身の強みをアピールすることが重要とされています。書類選考を通過するための極めて重要な書類と言えます。
英語履歴書を書く時のポイント
それでは、専門的なレジュメ(英語履歴書)を書くには、どのようなことに注意を払う必要がありますか?次は、レジュメ(英語履歴書)を書く際のポイントを紹介します。
- 目的を明確に
- レジュメの対象(文書、講義、議論など)と利用目的を意識する
- 読み手が誰であるかをイメージする
- 構成を捉える
- 元の文書や話の論理的な流れ、構造を把握する
- 章立てや項目分けなどの大まかな構成を押さえる
- 新しい項目順に記載する
- 主旨や要点を簡潔にまとめる
- 冗長な表現は避け、簡潔な言い回しを心がける
- 重要な点を的確に抜き出す
- キーワードを意識して書く
- 基本的にはA4サイズの用紙1枚にまとめる
- 情報を効果的に整理
- 並び替えて分かりやすい流れにする
- 箇条書きや見出しを効果的に使用する
- 図表なども適宜取り入れる
- 分量を意識する
- 目的に応じて適切な長さにする
- 冗長にならず、要領よくまとめる
- 見やすいレイアウトにする
- 行間、フォントサイズに気をつける
- 箇条書きやインデントを上手く利用する
自分の目的に合わせて要点をコンパクトにまとめ、分かりやすく論理的に構成することがレジュメ作成の肝心なポイントです。また、仕事に無関係なことを書かないようにしましょう。また、志望動機や自分自身のアピールポイントは簡潔にまとめましょう。それらを詳しく書くのは、カバーレターの方になります。
英語履歴書のサンプル
レジュメ(英語履歴書)の書き方への理解をより深めるために、次は、英語履歴書のサンプルを民さんにも紹介します。
英語履歴書のサンプル:
John Doe
123 Main Street, Apt. 4B
New York, NY 10001
(123) 456-7890
[email protected]
Objective
Seeking a challenging role as a Software Engineer where I can apply my skills in Java, Python, and web development to build innovative solutions.
Technical Skills
• Programming Languages: Java, Python, JavaScript, HTML/CSS
• Frameworks/Tools: React, Node.js, Spring, Git, Docker
• Databases: MySQL, PostgreSQL
• Methodologies: Agile, Scrum
Work Experience
Google Inc., Mountain View, CA
Software Engineer II (Jan 2020 - Present)
• Developed and maintained core features for Google Maps using Java, JavaScript, and React
• Optimized mapping algorithms to improve performance by 25%
• Collaborated with cross-functional teams to gather requirements and ensure timely delivery
Apple Inc., Cupertino, CA
Software Engineer I (June 2017 - Dec 2019)
• Designed and implemented RESTful APIs using Python and Flask for iOS app backend services
• Automated testing and deployment pipelines using Jenkins and Docker
• Participated in code reviews and contributed to technical design discussions
Education
University of California, Berkeley
Bachelor of Science in Computer Science, May 2017
GPA: 3.8/4.0
Certifications
• AWS Certified Solutions Architect - Associate (2021)
Activities
• Volunteer Tutor, Girls Who Code (2018 - Present)
References available upon request
英語履歴書の内容説明:
それでは、上記のサンプル履歴書の内容を踏まえて、英語履歴書の書き方を具体的に説明します。
Header:
氏名、住所、電話番号、メールアドレスが簡潔に記載されています。基本的な連絡先情報がまとめられており、見つけやすい位置です。
Objective:
キャリアの目標が1-2文で明確に述べられています。「Seeking a challenging role...」と始まり、ソフトウェアエンジニアとしての役割を求めていること、自身のスキルを活かしたいことがわかります。簡潔で的確な表現が用いられています。
Technical Skills:
技術スキルがうまく分類され、箇条書きで見やすくまとめられています。プログラミング言語、フレームワーク、データベース、方法論といった大まかなカテゴリ分けがされ、核となるスキルが一目でわかります。
Work Experience:
最新の職歴から逆順に記載されており、各々の勤務先で具体的な責任、成果、プロジェクト内容が箇条書きされています。キーワードを含んだ簡潔な文章で、重要な情報が的確に盛り込まれています。
Education:
学位、専攻、出身大学、卒業年およびGPAが記載されています。GPAがしっかり記され、優秀な学業成績であったことがわかります。
Certifications/Activities:
関連する資格と活動歴が簡潔に記されています。求められれば詳細を説明できるよう、重要な点のみが示されています。
最後にReferencesの項目がありますが、この例では省略されています。必要に応じて追加されます。
総じて、この履歴書はコンパクトにまとめられながらも、重要な経歴、スキル、実績が効果的に盛り込まれた見本例と言えます。箇条書きや短い文を活用し、キーワードが散りばめられるなど、読みやすさに配慮された構成となっています。
TalenCatで英語履歴書を作成するのが便利
英語履歴書が必要となる場合、TalenCat CV Makerという便利な履歴書作成ツールを皆さんにお勧めします。この履歴書作成ツールは、豊富な履歴書テンプレートを提供していますし、その直感的なUIで数分間だけで専門的な英語履歴書を作成することができます。
また、日本語の履歴書作成にも対応しており、必要な方はぜひご活用ください。
ステップ1: TalenCat CV Makerにログインし、右上の「+ 履歴書を作成」ボタンをクリックして新しい履歴書を作成します。
ステップ2: 次に履歴書の名前を付けて、「作成」または「内容テンプレートから作成」ボタンをクリックします。
- 作成: 完全に空白の履歴書から作成します。履歴書のすべての内容を入力する必要があります。
- 内容テンプレートから作成: 履歴書のサンプルから作成します。自分の状況によって内容は自由に調整します。
ステップ3: 直感的な履歴書エディターに入り、ここで個人情報を入力できます。入力した内容がリアルタイムで右側のパネルに反映されるので、履歴書の様子を確認しながら作業できます。
履歴書の作成・編集が完了したら、履歴書をPDFファイルや画像として簡単にエクスポートできます。
また「オンライン共有」機能をオンにすれば、履歴書のオンラインリンクも取得できるので、そのリンクを使って簡単に他者と履歴書を共有できます。
まとめ
英語の履歴書であるレジュメ(Resume)は、外資系企業や海外で仕事を探す際に欠かせない重要な書類です。レジュメには、自身の経歴、スキル、実績などを簡潔かつ効果的にアピールする必要があります。
レジュメ作成の手間を省くため、TalenCat CV Makerのような専用ツールを活用するのがおすすめです。豊富なテンプレートと直感的なUIで、短時間で高品質のレジュメを作成できます。
履歴書選考を通過するためには、的確でインパクトのあるレジュメが極めて重要です。自身の強みを正しくアピールできるよう、レジュメ作成には十分な時間と労力を費やすことをおすすめします。